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C(200) Nanaola type 96/796 RF 3 stages 6 tube radio receiver chassis in 1933-1935 /七欧無線電気商会ナナオラ96型/796型高周波3段6球受信機シャーシ ('04.11.29) |
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ナナオラ96型は1932年(昭和7年)に発売された高周波3段のペントード6球の超遠距離用高級セットで,1933年(昭和8年)7月のカタログによれば,北米ウオールナットベニア使用近代型ミゼットキャビネットにダイナミック組み込み。SG球高周波3段ワンコントロール,6球式、235-235-224-224-247-280、ダイナミック組み込み、卸し98円。高さ50cmのカセドラル型キャビネットで,シャーシは796型といいます。卸し49.80円。スピーカは482P型(ペントード用)ダイナミックコーン(卸し10.50円)。1935年7月には,シャーシのみの写真がカタログに掲載されていましたが,販売用の内容や価格はありません。95型795型は高周波2段でこれは1939年まで掲載されていたのに対し,高周波3段は1935年頃で消えたようです。
外観はツマミを除き田口達也氏のヴィンテージラヂオ物語りに出てくるナナオラ94型と良く似ています。シャーシは若干部品配置が異なります。94型はどうも96型の後継機のようですが,手持ちのカタログにはありません。やはり1935年(昭和10年)頃の一時期だけに販売されたものかもしれません。不思議なことに田口氏の94型の回路図は94型のものが流用されているようで,真空管はUY-235, UY-224と紹介されているものの,写真に見える球はUZ-2A5, KX-80に置き換えられているし,高周波球は見えませんが,年代やシールドケースの形状からするとUY-35B, UY-24BもしくはUZ-58, UZ-57だったかもしれません。
私はYahooオークションでシャーシ796型だけ入手しました。遠距離用高級受信機だけあって、内容はダイナミック用大形電源トランスとSG球高周波3段用の4連バリコンが残っていますが,トリオらしきスーパーコイルと小型角型IFT2個が導入され、58-56-58-57-2A5-80の6球スーパーになっていました。真空管シールドケースも何故か鉄製ビクターに良く使われたものに変わっていました。あれって,UZ-58などの上部のシールドに良いように狭めてあるのかもしれませんが。
一番変わったのはこのシャーシ裏の配線状況でしょう。部品集合用ベークライト製端子板が消え失せて,ナナオラの面影を留めていません。